横浜で開催された国際宝飾展での仕入れの様子や情報を紹介します。

皆さんはきっとジュエリーやアクセサリー、時計などが好きでこのブログを読んでくれていると思います。

もちろん「たまたま見ただけ」という方もいらっしゃると思いますが、宝石の卸売業についてこんな疑問を持ったことは無いですか?

  • どんな事してるのか?
  • 商品はどこで仕入れているのか?
  • 仕入れる商品はどうやって決めているのか?

今回はそんな卸売業がどこで仕入れたり、どんな視点で商品を仕入れているのかを紹介したいと思います。(仕入れは時間との勝負であったり、なかなか写真を撮れなかったりで画像が少ないです…)

どこで商品を仕入れているの?

まずは商品をどこで仕入れているかについてお話しします。基本的には懇意にしている宝石、ジュエリー、時計を扱っているメーカーの担当さんがアポを取ってきてくれます。

この時は大体メーカーさんが広島に来てくれるので、事務所や打ち合わせ場所にて商品を見て仕入れる物を決定しています。しかしいつも同じメーカーさんや業者さんだと似たような商品構成になってしまいます。

年に数回ある今回のような大きな展示会には、たくさんの業者やメーカー、作家などが様々な商品を展示しています。流行りのジュエリーやレアな一品まで本当にたくさん展示しています。

今回紹介する国際宝飾展は世界各国から参加されています。日本のメーカーはもちろん、インドや香港などジュエリーがとても盛んな国が参加して展示されています。

ここではアクセサリーとして人気な天然石を使用したブレスレットや、インテリアにぴったりなアメジストやクォーツ(水晶)の原石から、とても珍しいパライバトルマリンやピンクダイヤモンドのルース、番組でも取り上げられるくらいのレッドダイヤモンドまで、各ブースの特色が出ていて時間がいくらあっても足りません。

またバイヤーの方が買い付けに来ていて、その場でテレビ電話をしながら商談したりしています。(ほとんどが中国人やタイ人など外国の方です)テレビの通販番組を見ているようです。

何を基準に仕入れる商品を決めているのか?

では何を基準に仕入れをしているのでしょうか?

取引先によって得意なジャンルが違うので、取引先の顧客や雰囲気に合った物を基準にしたり、お客様の要望がある物を探したりすることが多いです。

参加しているメーカーや業者がこの展示会に向けて作り込んできた商品も魅力的な物が多いので、説明を聞き顧客の中で合いそうだなと思えば仕入れたりします。

ここまでは受け身の仕入れですが、提案するための企画品を探す事の方が大事で、仕入れにおける1番の楽しみと言っても良いでしょう。

取引先も同じような商品ではおすすめしにくいので、今までとは違う角度から攻められる商品やコーディネート案を探していると思います。これまでにお買い上げいただいた商品に合わせられる物や、季節ごとのコーディネートにぴったりの企画などが受け入れ、顧客や取引先が喜んでいただけると仕入れて良かった!頑張って探した甲斐があった!など喜びも大きいですね。

今からはクリスマスや年末商戦の季節です。年明けに大きな仕入れ会があるので、また良い商品を仕入れられるようにしたいと思います。新しい商品やどんな物があるのか気になる方は下記よりお問い合わせください。急なプレゼントが必要になった方もお待ちしております(笑)

お問い合わせ

次は取引先のVIPをお招きした展示会の様子をブログにしようと思っていますので、楽しみにお待ち下さい。

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この記事を書いた人

Eight 寺西 浩一
Eight 寺西 浩一代表
広島でジュエリーと時計の卸売業を営んでいます。
このサイトでは専門家の立場からジュエリーや時計について情報発信しています。
また修理や加工、リフォームについての情報も発信しています。

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